劇場版「名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)」【感想】愛しの怪盗キッドさま♡

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劇場版「名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)」【感想】愛しの怪盗キッドさま♡

今回は飛行船に細菌テロ。毎度よく新たな事件を考え付くものだと感心する。難破船とだけ聞くと、海の上の船と一瞬思うが、「天空」が上につく。作品を見るまではどういうことなのか思いつけなかった。

飛行船と言うのも、どんなものかぐらいはわかるが、少なくとも自分にとってはほとんど馴染みがないものだ。連想するのは「魔女の宅急便」ぐらい。それほど遠い存在だ。だが、作品上とはいえ飛行船を体験できるのが事件うんぬんは置いておいて、まず楽しかった。(毎回新しい体験をするのも劇場版コナンの楽しみの一つにすでになっている)

さて、今回の事件は飛行船のジャックに、細菌テロ、そして爆弾と犯罪のオンパレード。(まだあるが一応伏せておく)さらにいつものように、ひとりふたりの犯行ではない。組織ぐるみの犯行だ。特に細菌の感染した人たちの描写はこのご時世だけに、身につまされるし、見ていて特につらいものがあった。

そんなやつらに立ち向かっていくコナンは今回特に勇ましかった。飄々としながらもそんな彼を手助けする怪盗キッドもなかなかカッコよかった。園子がハートを持って行かれるのも分かる気はする。

その上、服部平次も遠距離サポート。ひょんなことで平次たちを手助けした和葉の親戚の子、川口聡の存在も意外に大きかったように思う。いつか本当に彼とコナンが会う場面を見てみたいものだ。同時に、また見ることができなかった平次と一緒にお好み焼きを食べる場面も・・。

そうして、なんやかんやで事件は解決するのだが、犯人たちのやられ方はなかなか爽快かつ滑稽でよかった。そして怪盗キッドは今回も新一と似ているということを利用したが、蘭にとっての”キッドと新一の決定的な違い”が「あんなこと」だとは‥。そして、「あんなこと」って何かをしきりに聞いているコナンがとても…。

※筆者は[affi id=6]にて視聴しました(2022年6月末まで視聴可)

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