劇場版「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」【感想】歩美ちゃんがMVP!

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劇場版「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」【感想】歩美ちゃんがMVP!

「天国へのカウントダウン」の見どころはなんといっても少年探偵団の活躍だ。

そして灰原哀が夜な夜などこへ電話をかけているのか。黒ずくめの男・ジンとウォッカがツインタワービルになぜ来ていたのか。登場人物たちも誰もかれもが癖のあるひとだらけ。気になることが次から次へと出てくる。

今回、蘭はヒロイン感こそあまりなかったが、いつになく勇ましく、なかなかの活躍を見せた。特にコナンを自身の体に括り付けてからの脱出劇は目を見張るものがあった。

こんな力強く、頼もしいヒロインはなかなかいない(褒めている)。

そして、少年探偵団。とりわけ歩美ちゃんが今回のMVPと言っていいだろう。恋する乙女は百人力とはよく言ったものだ(?)。本来の年齢が上のコナンや灰原がいるために今まで目立たなかったが、歩美ちゃんの精神年齢もなかなか高いのではないかと常々思っていただけに彼女の活躍はとりわけ嬉しかった。

(もっとも、いつも一緒にいるコナン、灰原に触発されているからというのが大きいのかもしれないが・・)

それから忘れてはいけない、光彦だ。最後の脱出劇ではなかなかの活躍を見せてくれた。さらに元太は…うん…いつもの元太でほっこりさせてくれたからよし(何か活躍していたらゴメンな笑)。

また、元太達がビルから脱出するべく乗っていたエレベーターが下りていく際、途中の階で止まったときのこと。小さな子供を抱えた女性がエレベーターを待っていたが、すでに満員だった。そこで咄嗟にみんなが彼女たちに譲ってあげるシーン、なにげに大好きだ。

本編には直接関係ないが、何人かの子どもキャラ達のアフレコを実際に同じくらいの子どもたちがやっている(らしかった)場面は、見ていてとても微笑ましかった。

こういうチャレンジを盛り込んでるのも、子どもたちにも(オトナにも)愛されるコナンならではないだろうか。

(例えば「金田一少年の事件簿」はさすがに小学生はほとんど見ない気がする。あくまでもイメージ。)

それにしても、劇場版「名探偵コナン」はさすがだ。5作目の今回も大いに楽しませてくれた。こうして連続して見ていっても、毎回、毎回、飽きさせないストーリー展開は本当に感心させられてしまう。

次はどんなストーリーが待っているのか、どんな人物と出会うのか、さらに期待に胸をふくらませながら、引き続き見ていくことにしたい。

※筆者は[affi id=6]にて視聴しました(2022年6月末まで視聴可)

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