劇場版「名探偵コナン 業火の向日葵」【感想】アートの知識も得られ、物語的にも楽しかった!!

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劇場版「名探偵コナン 業火の向日葵」【感想】アートの知識も得られ、物語的にも楽しかった!!

劇場版「名探偵コナン」第19弾は久しぶりの怪盗キッドが登場!レギュラー陣は今回は至ってシンプル。きっと第18弾がそもそも多過ぎたのだ。今回も怪盗キッドに手下のじいちゃんがいた、ということには少し戸惑ったが、ひとりぐらいなら増えていてもほぼ問題なし。

ストーリー内容も今回はなかなか楽しかったし、惹き込まれた。怪盗キッドの対決というよりはむしろ協力プレイだったのも熱かった。

怪盗キッド本人は新一とそっくりさん=変装しなくても大丈夫なのはもう定番になったようだが、蘭の中で怪盗キッド=新一はさすがにもう無くなってはいるようなのは安心した。第14弾のキッド登場回でそのあたりがうやむやになっていた気がしたのだが、さすがにか…。

そして、鈴木治郎吉が向日葵展覧会のために選んだ”七人の侍”。このメンバーがどうにも最初からあやしくて、この中に裏切者、かつ、キッドの変装でもない者がいることはなんとなくわかっていたものの、誰がというのは劇中で明かされるまでとんとわからなかった。それでも探りながら見ていくのがまた楽しかった。

また、今回はゴッホの「ひまわり」にスポットが当たっている。ゴッホに「ひまわり」という作品があること自体は知っていたが、「ひまわり」と称される作品が七点もあるのは全く知らなかった。名探偵コナンはこういう専門的な知識も知れるから映画として楽しめるだけじゃなく、二度おいしくて好きなところだなと改めて感じた。

ひとつ前の劇場版「異次元の狙撃手」では個人的にはなぜかあまり楽しめなくて今回はどうかと思っていたが、いらぬ心配だったようだ。ここが面白くなかったというのは特になく、登場人物が一気に増えすぎたから話に集中できなかったかも?ぐらいのざっくりとした理由しか思いつかないが、ごちゃごちゃ細かいことを考えずに、とにかく19弾は楽しめたから良し!次にも期待!!ぐらいの気持ちで第20弾も見ていこうと思う。

※筆者は[affi id=6]にて視聴しました(2022年6月末まで視聴可)

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