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今回はサッカースタジアムが舞台となっている。そして、犯人が告げるヒントをもとに爆弾を探し出し、そして解除するのが目的だ。
コナンはこの映画の半分も行かないあたりで、ともすれば大参事になったかもしれない事件の被害を最小限に食い止める、というかなりの大仕事をやってのけた。最近は毎回そうだが、ここでも下手したら命を落としかねない、そのぐらいのことだった。
だが、それで終わりではなかった。さらに犯人はさまざまなスタジアムに爆弾を仕掛けていた。協力者もいないことから全部犯人自身で仕掛けたのだろうが、よくもまあという数の爆弾だった。
解除するコナンも勿論大変だが、あれをひとつひとつ仕掛けたんだと思えば、その気概を別のことに使ってほしかったと心の底から思った。コナンも似たようなことを言っていたが、頭脳はまさに”ガキ”、それが今回の犯人だった。
そんな犯人のことはもう置いておこう。それよりも各スタジアムのエースストライカーたちの活躍に今回は拍手喝さいを送りたい。劇中では真田に焦点が当てられていたが、他のストライカーの選手たちも真田と同様に大事な任務を人知れず与えられていたんだと思うと胸が熱くなった。
またこの作品では、キングカズ(三浦知良さん)をはじめとして様々なサッカー選手がアフレコに挑戦されている。特に本人役の三浦さんとコナンとが出会ったシーンもとても印象的で、そして熱かった。
そして最後の犯人との対面だ。コナンひとりの戦いだと思いきや、元太、光彦、歩美、そして灰原までもが危険も厭わずにコナンに協力し、最後の爆弾を見事解除するシーンは控え目に言っても最高だった!!
劇場版「名探偵コナン」、今まで見てきた作品はどれもこれも好きな作品ばかりだが、もしかしたら「11人目のストライカー」は中でも一、二を争うぐらい好きな作品になったかもしれない・・・。
※筆者は[affi id=6]にて視聴しました(2022年6月末まで視聴可)