広告
今回の劇場版は久しぶりに黒ずくめの組織との対決の話だ。
オープニングで既にベルモットとは対決していて、知った仲になっていたのを話していた。それを踏まえて話が進んでいくようだ。(なぜか組織には報告していない様子)
灰原との出会いもそうだが、ベルモットとの対決など、劇場版では語られていないが、重要な話がいくつもあるはず。いつかそれを語っているアニメシリーズ(または原作)も見てみたい。ただ、膨大過ぎるからそれが最大の問題だ·····。傑作選とかないのだろうか。
話を戻そう。今回はなんとコナンの正体が新一だということがバレそうになる。いや、実際にバレてはしまった。ただ、それを知ったアイリッシュはジンやウォッカには伝えはしなかったのだ。そして結果として組織に見限られ、あえなく射殺されてしまい、退場。やはり、血も涙もない組織だということだけはわかった。
ただ、アイリッシュの言ってた”あの方”とやらの存在が気になる。ジンたちは信用していないが、”あの方”には信用してるからなのかコナンの正体を知らせようとはしていた。
普通に考えれば”あの方”は組織のボスだが、全く正体が読めない。原作の方は100巻もあるから、そろそろ出ているのではないかと思わなくもないが、きっと出ていないのだろう。いや、そもそもまだジンたちとの決着もついていないのではないだろうか。
そして、一応肝心の連続殺人の犯人だが、やはり身勝手が過ぎる犯人だった。いや、思い込みが過ぎると言った方がいいのだろうか。同情の余地もなくはないが、それをはるかに上回るほどの犯行の数々はどうしても許せるものではない。
殺害方法などを見ても抜群に頭がきれる人だろうに、一方で短絡的な考えで自分勝手な復讐の鬼になり果ててしまっている。”犯人あるある”かもしれないが、いつもそして今回も解せない。(恐らく現実にもいるだろう・・)
”一応”と言ったのは、やっぱり今回のメインはコナンと黒ずくめの組織との対決だからだ。そして、今回はアイリッシュとの対決、そしてヘリコプターからの攻撃からの逃亡が一番の見せ場だったように思う。
最後に、水谷浩介さんのしゃべりについて。どうも聴いていると、なかなかの重要人物なのに関わらず、どうもたどたどしく、慣れていないのかなと思いはしていた。正直、映画視聴への集中が途切れかけてしまった。が、それもそのはずの声を担当していたのがDAIGOさんだったのだ。
だから、声を当てるのは声優さんだけにしてほしい、ということでもない。ただ、これでOK出したんだというと、これだけ作り込んでいる劇場版にしては違和感があった、ということなのだ。声を大にしていうことでもないので、ここでこっそり書いておく…。(DAIGOさんのことがきらいというわけでは決してないので、悪しからず…)
※筆者は[affi id=6]にて視聴しました(2022年6月末まで視聴可)